こんにちは！
happyです。
この文章を読んでいるという事は、テレアポの仕事をされていて、
仕事に行き詰まっている方だと思います。
テレアポの仕事は簡単な仕事ではありません。
実は昔はもっと簡単な仕事だったんです。
えっ？
どういう意味？
とちょっと意外に思ったと思います。
嘘ではありません。
実は2003年頃までは、比較的簡単な仕事だったのです。
しかし、2003年以降、
テレアポの仕事を取り巻く環境が大きく変わったのです。
あなたが、テレアポの仕事が辛いのは、当然の事なので、
安心して下さいね。
誰がやっても、辛いんだから。
という事で、
今日はみなさんが余り知らないテレアポに関する情報をお伝えします。
で、もう少しテレアポの仕事を頑張ってみようかと思っている方には、
あなたの成績が約3倍アップする、テレアポのコツもお教えします。
[adchord]
テレアポが辛くしんどい方に教えたい事
私は電話を使ったセールスの会社で、営業社員を率いる、
営業マネージャーとして約5年働いていました。
当然マネージャーになる前は、プレーヤーとして働いていました。
営業成績が良かった私はマネージャーに昇進して、
毎月ノルマを達成していました。
冒頭に2003年以前は、
テレアポの仕事がそれ程大変な仕事じゃなかった、という話をしましたが、
本当の話です。
2003年頃、個人情報保護法が成立し、
企業はもちろん個人も、
個人情報の取り扱いに、敏感になったのです。
それまでは、電話ボックスに、電話帳が置いてあり、
それを見ると、個人の電話番号、住所も確認する事ができたのです。
或いは、名簿業者が今よりもたくさん存在して、
個人情報が簡単に入手できたのです。
そんな、おおらかな時代だったので、
お客さんも、別にそこまで不審感を抱かなかったのです。
なので、簡単にアポが取れていたのです。
名簿業者もたくさん有りました。
しかし、個人情報保護法が始まってから、
名簿業者も減ってしまいました。
また、オレオレ詐欺などもあり、
知らない所から電話がかかってくるという事自体に、
不審感を持つ人が増えてしまったのです。
一般の人達の警戒心がアップし、アポを取る名簿の情報自体も薄くなり、
それを色んな業者が取り合いしているという現状です、
簡単ではありません。
アポが取れない！
しんどい！
やめたい！
と、ゾンビみたいになる人が激増したのです。
安心できましたでしょうか？
じゃあ、もうテレアポの仕事はダメなの、辞めた方がいいのか？
答えはノーです。
2003年以前は、何も考えなくても、
コール件数さえ稼げば、アポは取れていたんです。
どんな人間でも、真面目に電話をかけさえすれば、売り上げは上がっていたのです。
しかし、市場は厳しくなりました。
仕事に創意工夫する人や、訓練によりテクニックを身につけた人だけが、
生き残る事ができる時代になったのです。
テレアポなどの電話を使った営業の仕事は、
何を喋るかというトークも大切ですが、
お客様の言葉や息遣いから、どんな心理状態にあるのか？
という心を読む、聞く力というのが、重要なのです。
私の経験から、完全にマスターするまでに、約3年かかります。
今日すぐには、無理です。
マスターすれば、電話だけで、
アポだけではなく、契約も取れる様になります。
逆に言えば、電話を使ってのテクニックがあれば、まだまだ稼げるのです。
嘘でしょ！テレアポなんて、もう終わりだよ！
電話をかけても、ガチャ切りばかりじゃないか！
まだまだ、稼げるって！何を根拠に！
とあなたは思ったかもしれません。
根拠はあります。
とても不謹慎な例えをしますが、誤解しないで下さいね。
あれだけテレビや新聞で警戒を訴えているオレオレ詐欺や振り込め詐欺、
1ヶ月の被害額をあなたは知っていますか？
平成30年に入ってからも、毎月の被害総額は20億円以上です。
毎月です。
先月も、今月も、
おそらく、来月も。
電話がかかってきても、
全てガチャ切りしているんであれば、被害に会う人はいないはずです。
電話に反応しているのです。
（もし、自分自身や、ご家族が振り込め詐欺などにあって、
この表現に嫌な思いをした方がいらっしゃったら、お詫びいたします。
ただの例えで、肯定しているわけでは無いので、ご了承下さい。）
テレアポだけじゃない電話を使った仕事の違い
視野を広げるという意味でお話します。
電話を使った仕事は、テレアポだけではありません。
どんな種類の仕事があるかも、知っておきましょう。
もし、こっちの方が自分に合ってるかな？と思われたなら、
転職してみるのも、いいかもしれません。
アウトバウンドのコールセンター
アウトバウンドとは、電話を発信する事です。
コールセンターと言えば、
問い合わせ窓口の様な印象がある方が多いと思いますが、
発信業務もあります。
すでに、取引のあるユーザーに対して、別のサービスを案内します。
主に企業がコールセンター業務をしている会社に依頼して、
自社のお客様に、別のサービスの加入を進めるという仕事です。
この仕事のメリットは、コールセンターの名前ではなく、
依頼してきている会社の名前で、
電話をかける事が出来るので、ガチャ切りされる事は少ないです。
雇われるのは、Aというコールセンターだが、
Bというサービスを提供している会社の顧客に対して、Bの社員だと言って、電話をかける。
自分が取引している会社からの電話なので、
警戒される事が少ないので、話を聞いてもらいやすいです。
大手のコールセンターの場合は、電話の発信件数や、
契約件数に応じて、クライアントからお金を貰います。
コンプライアンス意識も高いので、
中小企業のテレアポの仕事と比べれば、ずいぶんホワイトです。
ただし、インセンティブ的な物は無い場合が多い。
（幾ら契約を取っても、給料は変わらないという事）
インバウンドのコールセンター
着信専用のコールセンターです。
企業が自社のお客様に対しての窓口業務を、
コールセンター業務を行なっている会社に依頼するケースが多いです。
クレーム対応、サービス内容への質問への回答、
加入プランの変更など、問い合わせ内容は様々です。
コールセンター側はクライアントから、
何件受信して、何時間顧客と話したかによって、お金を貰います。
求められるスキルは、お客様からの問い合わせに対して、
的確に答える事が出来るかという、サービスに対しての知識と、
出来るだけたくさんの電話をさばく処理能力、
そして、お客様への案内内容を素早くコンピュータに記録する、
タイピングのスキルも求められる。
売り上げや、契約件数のノルマは無い代わりに、
電話の通話時間や、受電した件数、
お客様から、個人の対応に対するクレームの件数などの、
目標が設定されている。
テレアポ業務で成功するには？
どうしても、テレアポの仕事が嫌な人は、
別の仕事に転職すればいいと思いますが、
もうちょっと頑張ってみようと思っている人の為に、
テクニックと考え方をお教えします。
もし、今からお伝えする事も、
全くやった事が無い人であれば、仕事の成果が3倍になる可能性もあります。
（ただし、保証はしていないので、ご了承下さい）
考え方
毎日電話をかけていると、
ろくに話を聞かずに電話をガチャ切りされる事もあると思います。
現在では携帯電話が普及して、固定電話を引いている世帯が減っています。
固定電話を引いている世帯は、高齢者が多いのではないでしょうか？
実はこの固定電話、セールスの電話がどの位かかってくると思いますか？
実は多いお宅の場合、1日１件は必ずかかってきています。
しかも、固定電話にセールス以外の電話はかかってこないんです。
そんなに、頻繁に電話がかかってこない。
用事があるなら、携帯にかかって来る事が多いんですね。
なので、
かかってくるとしたら、セールスの電話ばかり。
あなたが逆の立場だったら、そんな状態で、電話を取ったら、
セールスの電話だったら、どんな気持になりますか？
またか！
もういいよ！
と言って切りたくなると思いませんか？
お客様は、あなたの事が嫌いで、
不機嫌に電話を切っているのでは、無いという事ですね。
なので、ガチャ切りされたからと言って、
落ち込む必要はありません。
では、逆に、セールスっぽく無い電話がかかってきたら、
聞く耳を持ってくれると思いませんか？
どうすれば、セールスっぽく無い様に聞こえるか、
工夫してみてはいかがでしょうか？
当然のごとく誘導する
営業には、当然意識という言葉があります。
会う約束をする、契約書にサインをして貰う、など営業にはお客様に対して、
やってもらいたい行為が幾つかあります。
そんな時、よろしいですか？と相手に聞いていませんか？
資料をお送りしてもよろしいでしょうか？
今日３時にお伺いしてもよろしいでしょうか？
契約される場合には、この用紙にサインしていただけませんでしょうか？
相手の立場に立って、相手を尊重していますよね。
しかし、これ、あなたの自信がない気持ちの現れが、
言葉になっているのでは、ないですか？
もし、そんなトークをしているのなら、
騙されたと思って、明日からちょっと、トークを変えてみましょう。
資料をお送りしますので、是非ご覧になって下さい！確認の為、郵便番号をお願いします。
お伺いしますので、２時と３時、どちらがよろしいですか？
では、こちらに、お名前とご住所をお願いします！
と、さも当然の様に言ってみましょう。
嫌なら断るでしょう。
しかし、納得しているなら、すんなり決まります。
お客様も、そんなものかなと、
深く考えていない事も多いのです。
相手に何かアクションして貰いたい事がある時は、
相手に選択権を委ねてはいけません。
勇気を持って、誘導してみましょう。
あなたのお仕事が成功して、ハッピーになる事を祈っています。
おすすめ記事
コールセンターのオペレーターとはどんな仕事？オペレーターの心理
目から鱗・営業のクロージングがうまくいかない！コツはあるの？即決したい！