営業の世界の基本を知り、志望動機を考える
営業は下克上が可能
営業の世界は、結果が全てです。そこには、先輩も後輩もありません。
営業の世界でよくあるのが、後から入って来た人が先輩社員を追い抜かす事です。
成績次第で、役職をゲットできたり、多くのボーナスをゲットできたりします。
何年働いても、給料も役職もほとんど変わらない部署と比べたら、
仕事をするうえで、大きな励みになるはずです。しかし、逆に抜かされる場合もあります。

なので、常に向上心を持って、努力し続ける事が大切です。
当然成績が悪いと、社内で居心地が悪くなります。
ずっと成績が悪いままだと、退職しなければいけなくなります。
そういう夢がある反面リスクもある仕事なのです。
目標達成を意識した数字の管理
営業社員には、それぞれ目標の数字というものが、割り振りされます。
1ヶ月で、これだけの売り上げを上げてくれという会社からの目標の数字です。
例えば、その月が20日稼働で、目標金額が、300万円だったら、
300万を20日で割って、1日15万円売り上げる計算になる。
今週末までに、75万だが、来週はお盆休みで、帰省する人が多くて、
売り上げが下がるリスクがあるから、その分、今週は来週の分の37万を上乗せして・・・
という感じで、如何にして、月末までに数字を達成出来るのかという、目標管理が大切です。
競争なので、負けず嫌いが向いている

先ほども言った様に、
営業社員には、毎月目標が設定されます。ノルマという奴ですね。
これは、必ず、どんな会社に入ろうと、絶対にあります。
企業である以上、目標の数字があります。
営業社員の成績は、一目で分かる様に社内に公表されます。
数字の進捗が悪ければ、成績が悪いと、詰められます。
また、他の営業社員と競争している様なものなので、
負けたくないという、負けず嫌いの人が結果を出します。
ごく稀に、天才肌の営業マンがいて、涼しい顔で、
凄い成績を叩き出す人もいますが、基本は熱い、
情熱的な人が結果を出すし、そんな人材が好まれます。
また、好成績の人間が成績の悪い人間に対して、
高圧的な態度で、責め立てる場合があります。
成績がいいと発言力が増すからです。
また、成績が良ければ、成績の悪い社員から、
妬まれる事もあり、職場の環境にもよりますが、
人間のドロドロした部分も見える場合もあります。
その辺に落ちている石ころでも売れる営業力

営業のコツが掴めてくると、面白い様に契約が取れる様になります。
物が売れる仕組みを知ってしまうと、どんな商品でも売れるという状態になります。
例え、商品が変わったり、会社が変わったとしても、
また、同じ様に高い売り上げを上げるのです。
営業を極めた人になると、何の変哲も無い石ころや、
百円ライター、ボールペンなどでも、売れる様になります。
その仕組みを知っていれば、企業で扱っている商品なら、
石ころやライターよりも、優れた物だと思いますので、
苦もなく売れる様になるのです。
営業が分かってくると、
どんな物でも売れるという自信が付き、営業の面白さも体験できます。
これは、製造の仕事などに置き換えた場合、
新しい技術を取得して、新たな物が作れる様になったのと同じです。
コンプライアンス意識も求められる

まともな企業であれば、今コンプライアンスに対する意識は非常に高い、
例えば、顧客情報などの個人情報の問題です。
顧客情報などが、流出すると、一気に会社の信用を失ってしまいます。
また、信用を失った会社がコンプライアンス違反をした社員に対して、
損害賠償請求を起こす場合もあります。
ひと昔前の営業なら、売れれば、細かい事は気にしないという、
どんぶり勘定がまかり通っていたが、今の時代はそうではない、
営業としての、高い目標達成意識を持ちながら、倫理観も求められる時代なのです。
理想的な志望動機、自己PRを作ろう
という事で、営業の仕事について、その特徴を理解して貰いました。まとめると、
■営業は結果を出せば、ダイレクトに自分の評価につながる仕事
■ノルマや目標があり、それを達成する事を求められる
■他の社員と競争なので、負けず嫌いの性格が向いているとされる
■高い営業技術があれば、どんな物でも売れる様になる
■ルールをしっかりと守る人材である必要がる。
という事でしたね。
これに当てはめて、志望動機と自己PRを作ればいいと思います。
志望動機の例
私は、以前からお客様に接する仕事が好きで販売の仕事をしてきましたが、
自分が売り上げた実績に対して、
ダイレクトに評価される営業の仕事に興味を持っていました。
というのが、私が接客の技術を上げようと、
あるトップセールスマンの書いた本を読んだんですが、
営業技術を磨く事により、努力で売り上げを伸ばす事も可能だし、
また会社に貢献すれば、自分の給料にも跳ね返って来るという事を知りました。
元々、負けず嫌いの性格なので、自分には、店舗でお客様を待つ販売よりも、
自分からお客様にアプローチをする営業の方が向いているのではないかと思い、
今回営業職を希望いたしました。
自己PR
私は店長として、チェーン店の店舗を任されてきましたが、
店舗の売り上げを他店の店長と争ってきました。
私の性格は大の負けず嫌いです。
そういった意味では、
営業の仕事は私にとって、天職ではないかと思っています。
また、努力すれば、必ず結果が返ってくる仕事だとも聞きましたので、
未経験の私であっても、チャンスがあるのでは?と思っています。
店舗の数字の管理などしてきましたので、
将来的には、営業部門で管理職を目指せれるとも聞いておりますので、
是非チャレンジさせていただきたいと思っております。
よろしくお願いいたします。
みたいな感じで、いかがでしょうか?
もちろん、会社によって、カラーがあるので、
全ての会社に通用するとは、言えませんが、
細かい部分はアレンジしていただければ、伝わると思います。
頑張っていきましょうね!
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