こんにちは!
happyです。
今日も前回に続いてパティシエについてです。
新卒でパティシエになろうという事で、将来考えている人も多いと思います。
今日はパティシエになろうと、就職した時の仕事の内容と、
待遇について解説したいと思います。
会社によって若干の違いはあるかと思いますが、
全体的にこんな感じじゃないかなと思います。
パティシエの世界は、大変厳しい世界で、
就職した人の7割の人が離職します。
当然、キャリアアップの為に、
より良い環境を求めて、前向きな転職もあると思いますが、
辛くて、パティシエの仕事を諦めて、違う業界に行く人も多いです。
その厳しさとは、どんな厳しさなのでしょうか?
入る前にある程度のイメージが出来る様にパティシエの仕事内容や給料、
またしばらく働いて、別の会社やお店に転職する人が多いのですが、
転職事情なんかも紹介したいと思います。
パティシエの仕事内容と給料の話
パティシエの仕事を始める
パティシエになる場合、高校を卒業してから、
すぐにパティシエを募集している会社やお店に就職するか、
専門学校に通ってから就職するかと二つに分かれます。
就職先によっては、専門学校卒しか取らない所もあります。
こだわらない所もあります。
パティシエの就職先は、
洋菓子店
結婚式場
レストラン
カフェ
菓子メーカーの開発
などになります。
就職先によっては、お菓子だけではなく、
普通の料理も提供しなければいけない所もありますし、
中には接客もする所もあります。
未経験の見習いから始める
パティシエの経験が全く無い、
未経験から仕事を始める場合は、まず下働から始めます。
パティシエの修行のスタートです。
入った当初は出来る事が少ないので、出来る事は限られています。
パティシエがたくさんいる大規模な所の場合は、
スイーツを作る工程を作業ごとに分担している事が多いです。
小規模の店舗の場合は、
1人で最初から最後の工程まで担当する事になります。
最初のうちは、トイレ掃除や、
先輩が使う道具の準備や、フルーツのカット、粉の計量、卵を割る、
クリームの泡だてなど、
スポンジやクリームなどは触らせて貰えません。
材料などの重い物を運んだりもします。
地味な下準備を行う時期です。
この下積みの時代は、
何年になるかは、勤める会社によって、変わってきます。
世界で活躍するパティシエ達もこの時期を経てきました。
職人としての基礎を学ぶ時期という事で、
地味な仕事ができない職人は伸びないと言い切る一流のパティシエもいますので、
仕事は大変ですが、大切な時期です。
朝は早く帰りは遅い
下っ端の間は他の先輩よりも早く出社しなければいけません。
また、帰るのは一番最後になる事も多いです。
元パティシエの男性はこの時期を振り返って、とにかく睡眠不足だった。
眠かったのを覚えているという事感想として、言っていました。
休みは月に4日〜5日という事で、週に1日しかありません。
将来を見据えている人は、この休みの日も勉強に当てています。
あくまでも、修行の期間と割り切って、腹を括る覚悟が無いと、無理ですね。
給料は安いのか?
パティシエの新卒の求人を見てみると、月収は15万〜17万という相場だと思います。
当然これは手取りではなく、全て含めての額なので、給料も安いですね。
色々みましたが、20万を超えてる所は無かったので、
これが相場ではないかと思います。
当然、出来る事が増えれば給料は上がって行きます。
残業代に言及していない求人もあります。
通常会社では、勤務時間が決まっていて、
残業が発生した場合は、残業代を支払わないといけません。
しかし、その残業代を支払っていない、会社やお店がある様です。
全てではありませんが、
個人経営になると、保険も入っていないし、
有給も無いという状態で働いている人もたくさんいます。
大手や、ホテルなどのパティシエは、
労働環境がまだ、守られている様です。
ただし、大手やホテルと比べて、個人店の方が頭数が少ないので、
色々やる機会が多いので、スキルを身につける事ができるという意見もあります。
独立する目的で働くか?まともな労働環境の企業を探すか?
雇われて働いている現役の若いパティシエの話を聞いていますと、
とにかく労働時間が長く、給料が安いという意見が多い。
やはり、最終的に独立を目指すという人が生き残っている様な印象を受けます。
単なるお菓子好きでは、生き残っていけない様です。
独立した人は、独立前の悪い労働環境は、当然と捉えています。
というのも、独立してからは、全てが自分の責任となり、
労働時間などは、勤めていた時よりも少なくなったりします。
もっと悪くなる。
プレッシャーも凄いです。
しかし、独立すると、その分見返りも大きくなります。
年収1000万以上も可能です。
これは、やりがいになりますね。
これをする為に、辛く苦しい環境で頑張ってきたという事ですね。
独立しても、労働環境は余り変わらないんですが、
入ってくるお金がグーンと増えるので、そこはやりがいがあります。
そこを目指している人が生き残っている印象があります。
ただ、そんな中でも、
ある洋菓子店の経営者は、業界の問題点を指摘します。
ウチは残業代もちゃんと払ってるし、有給もあるし、
それでも利益は出していますよと言います。
そんな違法残業ばかりさせている会社ばかりじゃありません。
法を守るのは当然という意見もあります。
なので、どんな辛い事でも、踏ん張ってやるぜ!!
必ず独立してやる!
という強い気持ちを持っている人は、
臆する事なく、飛び込んで行くべき業界だと思います。
そんな業界だと思います。
ただ、独立とかよりも、
普通に働いて、パティシエの仕事をしたいんですという、
パティシエの仕事自体に憧れている人は、
就職する先をしっかりと見極める必要があります。
今は、働き方が様々な形で、多様化しています。
こうしなければいけない、
という昔からある固定概念が壊れつつあります。
パティシエの業界は、こんなもんだ!という考え方も時間が経てば、
変わってくるかもしれませんね。
世の中時代が変われば、人々の考え方もがらっと変わるのです。
ちゃんとした、労働環境を用意できる経営者も、
いますので、会社訪問や面接などで、待遇面はしっかりと確認しましょう。
パティシエのやりがい
パティシエのやりがいは、やはりお客様の笑顔ではないでしょうか?
自分が作ったスイーツで、お客様を満足させる。とても夢があります。
やはり、スイーツが好きな人がなる職業なので、
好きな物が仕事になるのは、とてもいいです。
また、作れる様になったらカッコいいです。
夢のある仕事である事は間違いありません。
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