アルバイト志望動機例文
短期バイトの場合
短期バイトは、長期バイトと違って、企業はバイトにそれ程、責任が伴う仕事をさせません。
企業が求める人材は、
決まった期間、確実に働いてくれるか?と業務をこなせるか?
のこの2点が重要になります。
例えば、3日間のイベント会場の設営スタッフというバイトの応募をするとします。
例文
来年沖縄に旅行に行く事を計画しており、その資金を貯める為に、応募させていただきました。
ラグビー部に所属しておりまして、体力には自信がありますので、よろしくお願いいたします。
この時に1つ目のポイントとなるのが、何故働きたいのか?という理由です。
企業は決まった期間確実に働いてくれる人材を募集しています。
なので、この人は確実に働いてくれるだろうな、
という個人的な動機を相手に伝える必要があります。
その動機が沖縄旅行になります。
そして、相手に自分を雇う事のメリットを付け加えます。
メリットは、ラグビー部に所属していて、
体力があるので、現場で役に立つという事です。
また、体力があるので休まない、などを想像させる事が出来ます。
個人的な動機と相手に、
自分を雇えば、どんなメリットがあるのかを書いておけば、オッケーです。
学費や生活費を稼ぎたい場合
バイトをする個人的な動機と自分を雇う事によって、
どんなメリットが雇う側にあるかを書くという事を、短期バイトの所で解説しました。
以下の場合も、個人的な動機になります。
自分がアルバイトをするうえで、親の世話になりたくないから、
学費を自分で稼ぎたいとか、
または、とにかく生活する為のお金が必要だという場合です。
そんな場合は以下になります。
例文
実家が経済的に厳しいので、親の負担を減らす為に、
学費を自分で稼ごうと思い応募しました。
或いは、細かい理由など余り無い、正直稼げれば、仕事の内容なんて余り気にしない、
とにかく、ちゃんと働くから、雇ってくれという強い気持ちがある。
例文
現在は実家から仕送りを受けています。
親の負担を軽減する為、自分の収入で生活したいと思い応募しました。
お金を稼がなければいけない、個人的な動機が明確にあり、
目的があるんで、ちゃんと働きそうだなと相手に感じさせる事ができます。
ただし、これは短期の仕事の時のみとなります。
長期の仕事の場合は、経営者は長い期間働いて欲しいと考えていますので、
個人的な動機がお金というのは、印象が少し悪くなります。
長期の場合は、その仕事を何故選ぶのかという、
仕事内容に対する、個人的な動機を書いていきます。
何故なら、お金が動機であれば、他にいい条件の所があれば、
他に行ってしまうかもしれないという懸念が残るからです。
コンビニのバイトの場合
コンビニのバイトの志望動機につきましては、こちらの記事で詳しく書いていますので、
こちらの記事を見てください。
コンビニのバイトの志望動機の例文-採用されやすい文章の書き方
接客業の場合

接客業は、お客様にサービスを提供する人仕事です。客商売なので、人あたりの良さや、
コミュニケーション能力が必要となってきます。
また、突然のお客様からの質問や、
問い合わせに柔軟に対応できる能力が要求される仕事です。
ただし、努力次第で誰にでも出来る仕事なので、
真面目に取り組むという姿勢を見せておくのが重要です。
それを踏まえて、接客業を選んだ、個人的な動機を書いていきます。
例文その1
将来的に営業の仕事に就きたいと思っております。
その為、接客業の仕事を通じて、人と接する仕事を学びたいと思っています。
家からも近いので、長く続けられると思い応募させていただきました。
接客の仕事を選んだ理由が明確になっている。
そして、2行目では、長く続けられるという、雇う側のメリットが訴求されていますね。
例文その2
以前から、何度かお店を利用させていただいたのですが、
スタッフの方々の対応がとても良く、私も働いてみたいと思っていました。
家からも近いので、長く続けられると思い応募させていただきました。
そのお店が好きなんで、応募しましたという事が動機になっています。
2行目は同じですね(笑)
飲食店の場合
飲食店の接客の場合は、
先ほどの接客業の場合の所を読んでいただければ、オッケーです。
飲食店のキッチンの場合は、基本接客業と同じですが、
将来の仕事と結びつけるのと、以前お店を利用したで、大丈夫です。
例文その1
将来的に調理の仕事に就きたと考えております。
その為、この仕事を通じて料理の勉強をさせて頂きたいと思っております。
家からも近いので、長く続けられると思い応募させていただきました。
例文その2
以前から、お店を利用させていただいておりまして、
料理がとても美味しく、私も働いてみたいと思っておりました。
料理が趣味なので、
お店に貢献できるのではと思い応募させていただきました。
未経験の場合

どんなアルバイトをするにしても、
未経験はアピールポイントが少ないですよね。
しかし、この文章を最初から読んでいる人ならば、
もう分かっているかと思います。
未経験であっても、経験者であっても、志望動機の書き方は同じです。
最初にこの仕事を選んだ個人的な動機を書き、
そして、相手に与えるメリットを書くだけです。
就職活動ではないので、それ程難しく考える事はありません。
例文1
経験はありませんが、以前から、お店を利用させていただいておりまして、
スタッフの対応が一番良いと感じておりまして、
私も是非働いてみたいと思っておりました。
家からも近いので、長く続けられると思い応募させていただきました。
例文2
経験はありませんが、将来的にアパレルの仕事に就きたいと思っており、
以前からアパレルのお店で接客を学びたいと思っておりました。
部活でアメフトをしており、体力には自信がありますので、よろしくお願いいたします。
という感じで、そのお店のスタッフやサービスなどが、
素晴らしいので、自分も働きたいと思ったという動機と、
将来その関係に進みたいという進路とシンクロさせる動機が一番簡単です。
2つの例文の冒頭に「経験はありませんが」が付いていますが、
必ずしも入れる必要はありません。
まとめ
■志望動機は、スペースキチキチに書かない。
■短く簡潔に書く。
■アルバイトを募集している人は、どんな人材を求めているのかを考えて書く。
■その仕事を選んだ個人的な動機と相手に与えるメリットを組み合わせる。
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